2020.11.4
システムを開発するだけでなく、ユーザからの声も聞ける。
2017年入社 九州大学 芸術工学部 音響設計学科 卒業S.I e-sia / システムエンジニア
私の仕事
私は、塾運営システムの開発業務をしています。
特にここ一年、私が担当している業務はシステム内の「座席表システム」の開発です。「座席表システム」とは、生徒に対して、どの講師が指導するか組み合わせ設定をするシステムです。教室長が毎日使用する重要なシステムで、塾運営には不可欠なシステムとなります。既に10年ほど前から使用されており実績あるシステムですが、当時想定していなかった運用(コロナ流行によるオンライン授業、AIを利用した授業)などに対応するため、新しくリニューアルしている最中です。技術的な問題、運用的な問題など様々な問題をひとつひとつ、クリアしていき、実際に教室現場にシステムをリリースできた時はとても達成感があります。
仕事のやりがい
数年前まで、保護者様に紙の請求書を郵送していたのですが、印刷作業、封筒への封入作業など、かなりの人員と時間を毎月かけている作業でした。この問題を解決するために、請求情報通知の自動化システムの開発プロジェクトが立ち上がりました。自分もチームの一員として開発に参加しました。チームでの開発は初めてだったので、学ぶことが多く、難しいこともありましたが、結果的に自分自身の成長につながったと思えるので、今思えば良い経験をさせてもらったと感じています。
また、開発完了後には、現場担当者から「作業が減って楽になった」などのお声いただきました。また、このシステムは、他社からの需要も高く、様々な企業様からも導入したいと問合せをいただいています。このような声をいただけたときは、頑張ってよかったなと思います。
この会社に決めた理由
入社した決め手は、以下の2つです。
①システム開発で自分の「講師経験」を活かせること
②「モノづくり」ができること
私は入社前まで明光義塾で講師のアルバイトをしていました。働く前は塾に対して、アナログなイメージがあったのですが、実際には様々なものがIT化がされていました。例えば、生徒がPC授業を受けたり、教室長が日々の業務でシステムを使用しているのをよく見ていました。もともと就活では「モノづくり」ができる仕事がしたいと考えていたので、教室で塾のシステム開発をしてみたいと考えるようになりました。アネムではシステムも自社開発しているので、SEとして働ければ、「モノづくり」もできるし、講師経験も生かせると考え、入社しようと決めました。
これまでのキャリア
→システムエンジニアとして2017年入社
(1年目)明光義塾 教室長補佐 & ヘルプデスク
(2年目)ヘルプデスク & 開発
(3年目)開発
(4年目)開発
就職活動アドバイス!
ネットの情報だけを見て、就活していてもなかなか決め手に欠けます。月収、休日数などの簡単に比較できる要素だけで会社を選ぶようになってしまいがちです。企業説明会や、インターンなどを利用して直接、会社の人と話してみるときっと実感がわくのではないでしょうか。
また、やりたいことに、こだわるのも素晴らしいですが、星の数ほど仕事はあるので、いったんこだわりを捨てて、いろんな業種、職種を調べてみると面白い仕事があるかもしれません。レアな職種の方が重宝されます。